※資料①

肝だめし風習(可愛い子には旅をさせよ)

 

目的

 子供は暗闇が苦手な所があり、その心理を逆手にとって一人で行動できる力を身につけさせる。夕方から夜にかけて、子供を一人で暗い道を歩かせ、指定したところに置いたものを取りに行かせる。

 

対象

7~9歳の子供

 

内容

①片道2~5分程度。(片道100メートルでも可、個性に合わせる。)

②交通、迷子、ひとさらい等、環境に注意した安全な場所。(広い公園等、又は旅先の旅館周辺。)

③取りに行くものは何でもよいが暗闇で分かるもの。

 

補足

ルート確認を子供とする。

最初からは難しい場合がある。

親は子供にさせるとき焦ってはいけない。

☆置いたものを持ってきたら、子供の好きな願い事をかなえる約束をする。

  ※親の責任の下で行う行為

(記述者本人が7歳の頃に、親の実家裏にある山の上の公園を利用して行いました。親族の人の考えで、その家から一人で夜道を登りながら歩いて公園へ行き、ブランコの柱に結んであったひもを取りに行きました。「可愛い子には旅をさせよ」というのは、その子にあった試練を与える事です。)

 

肝だめし

※子供の試練は必ず、叱ることができる(後ろ盾ができる)自立した大人の支えと言葉がいります。子供の試練は「この先の試練」を乗り越えさせるための親側の仕事です。