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12月の報告

最近全国紙でひきこもりの関する記事を見かけます。自分は当事者側の支援者ということになるので、家族の方や行政のものの考え方に違和感を感じることがあります。ひきこもりの人が物事に立ち向かうことができないのは、非常に根が深く、子供を信じるという行為が成功するのは多くても数パーセントと思っています。社会は同じ土俵で戦う弱肉強食の場です。10年以上ひきこもっていた場合、それだけで人生の立て直しはとても困難になります。行政のひきこもり相談に国のお金を費やすよりも、ひきこもりをある期間だけ受け入れるなんらかの公共施設を各地方都市に作ったほうがいいと思います。出会いと社会資源がなければ人生はどうにもならないからです。

2019/12/15