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令和3年5月の報告

 ユーチューブが流行っています。自分もよく見ます。日本の社会に生きていると、周りの常識が正しいと錯覚します。今の政治は正しく、教育も正しいと思われます。しかし、個人発信の番組から社会のおかしさを教えてもらいます。「政治と金」「物言う株主」など道徳とは関係ない理屈がすべての業界にあります。少し前に中学生が親の経済事情から一日給食のみしか食べられないという話がありました。社会にお世話になっているテレビゲーム会社など巣ごもり景気で得をしている組織が、援助すればいいと思いますが。理屈を追求するといつか社会は行き詰まるはずです。世の中は陸上自衛隊ではありません。前に家の近くの弁護士にある相談に行きました。その時、ついでに「義務教育は憲法でおかしくないですか」と聞きました。なぜ、市民と国が対等である民主主義で、国家が人民に命令しているのかを聞きました。共産主義ではないか、国民が昔の寺子屋のように自分でやるべきでないのかと尋ねると、業界のNGワードらしく、弁護士の人は電話が鳴っているといい逃げていきました。登校拒否が多くなっているのは、教育は全体管理でやるものではないのと関係していると思います。

 自分の福祉活動で「ひきこもり保険センター」という案があり、介護保険の形で、親が子を支えきれなくなったら2年の住み込みの居場所を用意する事業です。二つのメリットがあります。もう以前の出来事で終わった話ですが、人からある理屈で反対されました。理屈は考えるときの「一つの要素」です。戦闘機のパイロットにもセオリー派と、勘で飛ぶ派があります。

2021/05/03