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令和3年11月

「必要な無駄」が生きるのには大切と、あるタレントの人が言っていました。おかしな方面に話が行きますが、今の航空自衛隊の主力戦闘機はF15戦闘機です。これは自分が生まれた頃にできたもので(40年利用)、本当ならば、今年退役がすべて終わる感じの物です。ところが、基本設計が良く、大型で中身がスカスカの為、いくらでも改造が利くのでまだこの先も使える「素晴らしい機体」となっています。自分の好きな、ヨーロッパのユーロファイターについて話すと、素晴らしい運動性能ですが、事実上世界の第一線レベルにいられたのは15年だけでした。ドイツ軍が新しい仕様の機体を購入するために、始めに買った同じユーロファイターを売ったそうです。基本設計がおかしいのと、また無駄がないためです。理由はヨーロッパ共同開発のためで、その国が「担当部分さえやればいい」で作られているからです。この二つの戦闘機は、タレントの発言の例だと思います。基本設計が良く、無駄が多いのは伸びしろになると思います。。

 

2021/11/06