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10月の報告

4か月ほど前に静岡県ひきこもり家族会いっぷく会の役員会に参加させてもらいました。そこで、ひきこもり8050問題の個人的対応策を話しました。保険の形で親に月1万円ほど払ってもらい、親が子を支えることができなくなったら、運営側が子に2年間住み込みの居場所を用意するというものです。その施設員は、時間が余ったら不定期にひきこもり本人に訪問すればよいので、訪問自体がしやすくなります。人間は親と子の縦のつながりだけでは不十分と考えます。社会の人との横とのつながりが必要です。家族会のメンバーの方に話しましたが、この案の前に自分の家や会の事情で手いっぱいの様です。何かやるには、土地と建物がいります。  ここからは個人の話です。自分は手に職がないので、1年間民間のマッサージ師学校に行くことにしました。この年で何かあったら生活の立て直しが効かないためです。保証人、心を支えてくれる人、自前の仕事が最後の砦です。特に仕事が本当の最後の城です。マッサージ学校の講師の方は自分より若い人がいますが、しっかり社会のルールを身につけています。当たり前のことですが感心しています。人間は行動がすべてと考えています。生きるのに失敗していたり、態度だけしっかりしていても意味がありません。基本的に社会の人はだれも助けてくれません。生きる前提として自分の信用を大切にする必要があります。

2020/10/07